昔ながらの和室は畳を定期的に干したり、障子・襖の張り替えなどのメンテナンスが面倒でした。
和室は重い家具が置けなかったり、押し入れが使いづらいため、将来のことも見据えて洋室にリフォームしていきます。

フローリング張り替え

はじめに畳を剥がし下地を解体します。下地を解体したら、床束を支えるための束石入れ替え、床板を支えるために床に架設する床根太を組みます。
断熱材を隙間なく敷き床下地を張ったら、最後にフローリングを上から張ってフローリングの張り替えは完了です。

天井張り替え

はじめに天井を解体します。和室改修にあわせてライトも交換するため電気配線工事もあわせて行います。
その後、天井板などを張るための下地の骨組となる野縁を組み、下地材となるプラスターボード張ります。クロスは最後の工程になるのでまだ張りません。

クローゼット取り付け・壁張り替え・クロス貼り

押し入れがあった箇所にクローゼットの枠を取り付け、押し入れをクローゼットに変えていきます。枕棚を取り付けたらクローゼット完成です。
壁にも下地材となるプラスターボードを貼ったら、最後に天井・クローゼット・壁のクロスを貼り、和室改修工事完了です。

洋室

白いクロスと木目調のフローリングが温かみを感じさせる洋室になりました。
フローリングは下地の補強を行ったので、勉強机や介護用別途など重い家具を置いても安心です。また、断熱材も組み込んでいるため、足元からの冷えも気にならず快適にお過ごしいただけます。
ライトも和室改修にあわせて調光シーリングに交換したため、雰囲気が一新されました。

クローゼット

クローゼットはハンガーパイプを取り付けたことで、シワをつけたくない服やロングコートなども畳まずに収納できるようになりました。
また、枕棚にはバッグやシューズ類、季節小物などが収納できるため、お部屋もすっきり片付きます。
枕棚を造作したことで、天井までのスペースなどハンガーパイプで吊るす以外の場所もさまざまな収納に活用できます。